【イベントレポート】第2回木頭ゆずフェス 2015.10.30-11.1 その2

1日目の模様は こちら

ゆずフェス2日目を迎えました。
四季美谷の朝は、木頭より空気が澄んで冷たい・・・


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昨晩早く寝すぎて3時に起きちゃったというサトケンさんの「おまかせ呼吸」。
意識したところのエネルギーを受けられる ものなんだそうです。
どこにいても、こんなクリアなエネルギーを受け取れる自分でいたいね。。。
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朝食を取っている間に日が高くなってきて大分明るくなりました。
「地下足袋王子」こと平井滋さんのガイドで、宿の周りをプチ散策してきます。
今年3月まで四季美谷温泉の支配人をされていた平井さん、
このあたりのことなら誰よりも詳しいのです。 
旧四季美谷温泉の建物の裏から河原に下りると・・・
徳島県の絶滅危惧種、ウメバチソウ!群生しているところは珍しいのだそう。
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Nさん、お水に入るのは後でね~
Yさーん! 岩、重い・・・・?
みなさん自由に楽しそうで何より。そろそろ行きましょうー!
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アケボノソウに、キリシマイワヘゴ。これも絶滅危惧種。
何気なく生えている草花にも、素晴らしい名前があるってこと、
平井さんといると、思い出します。
ああ、ゴダイゴの『ビューティフルネーム』が頭の中をエンドレスで回る~♪
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この先には平家落人の里があるそうですが
残念ながら時間切れ・・・
もっとお話しを伺いたかったなぁ。

 

平井さん、ありがとうございました!

 

お話の続きは、次回きっと聞かせてくださいね。
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さて、木頭へ向け出発です。
途中の「出会い橋」で、阿南から車で合流する3名の方と待ち合わせて
2台でお互いを気遣いつつ、木頭への山道を進みます。
本日のメイン会場は、南宇地区の古民家カフェ「くるく」さん。
みんなが集まって「来るところ」という意味の、木頭弁です。
前に住んでらしたというおばあちゃんのお人柄が偲ばれる、
あったかい雰囲気、懐かしいような、心地よいカフェなのです。
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オーナーの榊野さん、一年で一番忙しい収穫の時期に
「地元にとっては一番忙しいけど、外からのお客さんには一番面白い時期だから」
と、2年連続で会場を提供してくださいました。
ご自分の畑で作った大事なお野菜も収穫させてもらえるとのこと。
ありがとうございます!!
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今日はHカメラマンの撮影が入ります!よろしくお願いします!!
奥様とお嬢さんもご参加いただき、1年ぶりの再会が、とってもうれしい。。。
ではでは、お待たせいたしました、収穫体験にまいりましょう!
今回は「くるく」の裏の畑を貸していただきました。ありがとうございます!
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協力隊の旬くんから収穫のご説明。
今年は台風、8月末の冷え込み等が重なり、玉は小さめですが、
果汁はしっかり詰まっているとのこと。よかった~!
ゆず玉の出来具合は、同じ木頭の中でも地区によって違ってくるんだとか。
収穫時期も地区により数日前後するそうで、その地区のお祭りの後に
収穫を始めていたんだそうです。
昔からここでは神様に実りの感謝を伝えてから、山の恵みをいただいていたんだね。
自然と信仰と生活と、境目のない世界。。。
では、採りましょう~!
いい香り~
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いっぱいあるね!
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キレイなの、採れた~!
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あの奥のコ、トゲがあって採りにくそう。。。
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ゆずはトゲが鋭いので、帽子とシカ皮の手袋は必須!
シカ皮の手袋は、しなやかで扱いやすいのにとっても丈夫のすぐれもの。
底からゆず玉が出せる収穫袋も、手袋同様、今は農協でいつでも買えるようになったけれど、
もとは先人たちの痛かった試行錯誤から編み出されたもの、なんだよね。
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今日はちょうどこの南宇地区のお祭りの日。
「午後の餅投げの時間に行ったらいいよ~ お餅を入れる大っきよいビニール袋、持ってってよー」
見上げてみると、わ!お祭りののぼりがいっぱい!
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太鼓の音も聞こえてきて、はやる気持ちを抑えつつのゆず玉しぼりです。
ゆず玉は採ったその日のうちに搾って、香りと鮮度を瓶に丸ごと封じ込めます。
こうして瓶詰めした果汁だから、1年間フレッシュな風味を楽しめるというわけなのです。
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しぼりすぎると苦みが出てしまうので、大きさに合わせて力を加減します。
ゆず玉をはさむ向きも揃えて、っと。。。。
何度でもやりたくなってしまいます。

 

それにしても、お祭りの太鼓の音って、どうしてこんなにココロ躍るのでしょう~
この空気も一緒にビン詰めしちゃお☆
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今日のランチは榊野さんお手製の「かきまぜ」。
柚子の果汁をふんだんに使った、木頭の郷土料理、ちらしずしです
ベテラン主婦・榊野さんのかきまぜ、しみじみと美味しいなぁ・・・・・
木頭のヨメ歴10年のスタッフAも、「かきまぜ」を作ってご紹介する機会が増えまして、
手前味噌ですが「美味しい♡」 って言っていただけるんですけど
でもでも、この年季の入った「まろやかさ」は出せないんだなぁ。。。。脱帽です。
この本場の味が食べたい人は、木頭に来てね!!
お汁はこちらも徳島県の郷土料理「そば米汁」。
そばを実のまま使う料理は、全国的にも珍しいのだそうです。
そうそう、「木頭から帰って、近所でそば米探したけど、なかったんだよね。。。泣」 
という方、よくいらっしゃいます。
木頭のお土産には「そば米」もどうぞ!
農協、山のコンビニ「よいしょきとうむら」で扱っております(笑)
おひたしのほうれん草は榊野さんの畑でさっきまで生えていたもの。
新鮮そのものの美味しさをいただきます。
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あぁおいしかった。 ごちそうさまでした! そろそろお祭りが始まるね。
立派なお神輿に続いて大きな山車。太鼓と小学生がいっぱい乗ってます!
未舗装の山道を人力で引っ張ります。。
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麻縄のワークショップを各地で主催されている自然療法士のSさん、
ご自分で作ったという縄飾りを奉納したいと神主さんにお話ししたところ
なんと!本殿のしめ縄の真ん中に飾ってくださいました!!!
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最後はお待ちかねの餅投げ。
隣にいた地元のお姉さんより「こっちに転がってきたのを拾うといいよ!」との耳寄り情報。
ありがとう~! おかげで縁起物、たくさんいただきました!
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お祭りのあとは
サトケンのゆずづくし料理のワークショップ。
みんなで作って、みんなで食べよう!!
サトケンの師匠・百姓屋敷わらの船越康弘さんが
徳島県のおばあちゃんに聞いたというこの一節を
みんなで唱えてからはじめます。
~ 天地(あめつち)のお恵みと
これを作られた方のご愛念を感謝して料理させていただきます
この食べ物が私たちの体の中に入って 自他ともにお役に立ちますように ~
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大人のみなさんはおしゃべりしながら
見ながら聞きながらの作業、楽しんでますが
小学校2年生のNちゃん、集中してますので、とにかく仕事が早い!
「次、何すればいいですか?」の声に
「え、ええっと~ぉ・・・ 」
大人のペースに慣れたシェフサトケン、焦っております。
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そろそろ食卓の用意も整いました。
先ほどの「あめつちの~」の一節をもう一度。
感謝を込めて唱えてから。。。
いただきまーす!!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 本日のお品書き ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
かぶ・エリンギ・菜の花・ゆずの「かきまぜ サトケン風」
ごぼうとクミンのきんぴら 季節の青菜添え
サトケンお手製の漬物2種
白菜の春巻
柿の白和え
素揚げジャガイモ・ゆでブロッコリー・蒸し焼きネギの3層和え ゆず皮を散らして
サトイモの友和え
ラ・フランスとイチヂクのワインコンポート
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一期一会のサトケン料理!
みんなのおなかに消えていく様を横目で見ながら、
全レシピ、メモしましたよー!
「ぬくいぜんか」の「ゆずレシピ」コーナーでご紹介予定です。 どうぞお楽しみに!
さて、本日の裏メインイベント!? 木頭に来たら、この人に会わねば!
ゆうにい こと 福井宥浩さん・美恵子さんご夫妻のお宅へ。
早速、かんぱーい♡ 酸っぱい田舎のたくあんがおいしい!
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本日も出ました!トレードマークのこのギター!(ひもに注目☆)
盆踊りの「千鳥」を歌っている間、みんなでこたつの周りをぐるぐる踊ります。
シンプルで独特のリズムがトランス状態に入ってしまうのよね。。。。
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歌う方は、休みがなくて結構大変。
ひとしきり歌ったあとは、
「わたしゃもうせこい(疲れた)、誰か代わって~♪」と歌うと
次の方が出てくるのでマイクを渡し、歌は途切れなく続くのです。
踊る方も、一フレーズ終わるごとに、「あ なんとそーりゃ♪」と合の手を入れます。
ビールが回るわ~~
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夜も更けてまいりました。
あったかい柚子風呂に入れていただいて、ゆっくり眠れそう。
また明日!

3日目に続く・・・